パラペットの笠木交換を尼崎市東園田町にて行いました。
皆さんこんにちは。尼崎市住まいの総合病院 楠田です。
建築用語にはさまざまな面白い言葉があります。
パラペットとは？
パラペットは、建物の屋上やベランダの外周部に設置された低い手すりのことです。
手すりですが、壁のようでもあるため、パラペットは胸壁、扶壁、手すり壁などと呼ばれることもあります。
パラペットが設置されているのは、コンクリート造りのビルなどの屋上が多いです。
パラペットの役割は、転落を防いだり、屋根と壁面の結合部の防水効果を高めることなどです。
笠木とは？
笠木は、建物の塀や手すり、腰壁、パラペットなどの頂部に取り付けられた仕上げ材のことです。
ですので、ベランダの手すりや、外側の階段の手すりの上も取り付けられます。
屋上パラペットの笠木交換
この屋上の周りの立ち上がりの事を
パラペットといい、今回はこちらの
笠木の交換です。
笠木の主な役割は、パラペットなど、
建物内部への雨水の侵入を防ぐことです。
笠木が取り付けられているのは、
主に屋上など、雨水にさらされやすい
場所です。
パラペット内に雨水が浸入すれば、
パラペットが劣化するだけではなく、
外壁にも雨水が入り込む可能性があります。
パラペットの頂部に笠木を設置する
ことによって、雨水などの侵入を
防ぐことが可能になります。
笠木には、建物のデザイン性を高める
という役割もあります。
屋上の笠木にはシンプルなものも
多いですが、笠木が取り付けられている
ことによって、
美観を維持することができます。
また、室内の階段の手すりなどの場合、
木の風合いなどでデザイン性を高める
ことができます。
笠木にはさまざまな素材や色、デザインのものも用意されているので、
お住まいにあったものを選ぶと
美観がアップします。
防水紙ー板ールーフィングー笠木
防水の職人さんが防水の加工をしたのち、その上から板を貼り更にルーフィングを
巻き付け、防水を完璧なものにします。
そして、ルーフィングの上から
笠木を取り付けていきます。
何本もの笠木をつなぎ合わせて
取り付けていきます。
コーナーの部分もしっかりと
コーキングを施しつなぎ合わせました。
この様な、障害物のある部分も、
丁寧につなげ合わせます。
まとめ
笠木の役割
・建物内部への雨水の侵入を防ぐ
・建物のデザイン性を高める
住まいの総合病院では経験豊富な
雨漏り診断士や１級塗装技能士などが
状況を確認して、
「まだ必要ない。」
「そろそろ考えておいた方が良い」
「早く手を入れた方が良い」など、
状態に応じた提案をさせて頂きます。
