塗装工事の業者選びで失敗しない!優良業者を見分ける5つのチェックポイント
塗装工事の優良業者を見分ける方法は簡単ではありません。しかし、いくつかの点に注意すれば、塗装工事を依頼するのが初めていう方でも失敗を避けることができます。
この記事では、優良業者を見分ける5つのチェックポイントを紹介します。
塗装工事業者は優良業者の見極めが難しい
塗装工事業者のほとんどは、優秀な技術を有しており、真面目に仕事をする業者です。
ただ、悪徳リフォーム被害の相談が国民生活センターや消費生活センターに寄せられていることからも分かるように、塗装工事業者の中には、優良とは言えない業者が存在しているのも事実です。
そのため、お客様も優良な塗装工事業者を見極める目を持つことが大切です。
優良な塗装工事業者を見分ける5つのチェックポイント
優良な塗装工事業者を見分けるためのチェックポイントを紹介します。
次の5つに注目しましょう。
- 地元のエリアで営業していること
- 創業年数の長さ
- ホームページをチェックする
- 実際に職人の話を聞く
- 見積もりをチェックする
一つ一つ解説します。
・地元のエリアで営業していること
悪徳リフォーム業者の中には、店舗を構えていない業者もいます。
特に訪問販売の悪徳リフォーム業者はその傾向があります。いい加減な塗装工事を行い、高額な工事代金を払わせるとそのまま姿をくらませてしまうわけです。塗装がすぐに駄目になって、問い合わせようとしても電話もメールも繋がらないという事態になり、騙されたことに気づくこともあるでしょう。
優良な塗装工事業者は、地元のエリアで営業しているのが一般的です。
地元に店舗を構えて、相談や塗装工事の依頼があったときは、すぐに駆けつけます。
そして、塗装工事も自ら施工しますし、塗装工事後のアフターフォローについても責任を持つのが普通です。
品質に自信があるからこそ、地元に堂々と店舗を構えて、地域密着で営業しているわけです。
・創業年数の長さ
悪徳リフォーム業者は、いつ創業したのか示していないこともあります。創業の年月日を確かめると、創業から間もないことも珍しくありません。
もちろん、創業年数が短いから悪徳リフォーム業者と決めつけることはできませんが、創業年数が長いということはそれだけ長く仕事をしてきたということですし、たくさんのお客様に支持されているということです。
優良な塗装工事業者は、創業年数が長いことも多いです。
代表者がそれだけの経験を有しているベテランですし、一緒に働いている職人も経験が豊富なことが多いものです。
もちろん、創業年数が短い場合でも、代表者が創業前に塗装工事職人として経験を積んだ旨を明示している業者なら、問題はありません。
創業年数が短い上に、塗装工事職人としての長い経験を有する職人がいない業者は避けたほうが良いでしょう。
・ホームページをチェックする
悪徳リフォーム業者は、積極的に情報を発信しておらず、身元を秘匿することが多いです。
ホームページを作って情報を発信していても、その内容が生成AIで作ったような文章だったり、抽象的でエビデンスのない内容だったりすることがあります。
また、連絡先がメールや携帯電話の番号だけだったり、会社の住所が不明確なこともあります。
優良な塗装工事業者は、ホームページを作って積極的に情報を発信していることが多いです。
塗装工事に関する様々な情報を提供するとともに、職人自身が思いを込めて、文章を書いているものです。
そして、連絡先を複数用意していますし、会社の所在地も明確に示しています。
特に、会社の所在地は重要です。
会社の所在地をGoogleマップなどで調べて確かに存在していることが確認できれば、少なくとも悪徳業者ではないと判断できます。看板なども出ていれば問題ないでしょう。
一方、調べても会社らしき建物もなく、看板もない場合は、悪徳業者の可能性があるので注意しましょう。
・実際に職人の話を聞く
塗装工事を依頼するときは、実際に塗装工事を行う職人さんから話を聞くことが大切です。
塗装工事を行うには、専門知識と経験が必要です。
屋根や外壁に使われている素材やその現状から、塗装工事だけで対処できる状況なのか、どのような塗料が向いているのかといったことは、塗装工事の職人が実際に現場を確認しなければわかりません。
塗装工事の専門知識と経験のない営業担当者の話だけを聞いて、塗装工事を依頼してしまうことだけは絶対に避けましょう。
現地調査では、実際に塗装工事を施工する職人に確認してもらい、現状がどのような状態なのか説明してもらいましょう。
そして、塗装工事によって、どのような効果が期待できるのか?、使える塗料は何なのか? といったことを確認します。
塗装工事の工程も聞いたうえで、それぞれの工程でどのようなことを行うのか説明してもらいましょう。
経験が豊富な塗装工事の職人であれば、施主さんがよく抱く疑問や質問されやすい内容を熟知しているので、丁寧に説明してくれるはずです。
・見積もりをチェックする
優良な塗装工事業者は工事前に必ず、見積もりを出します。
見積もりの内容についても、いわゆるどんぶり勘定ではなく、塗装工事で必要になる塗料の種類、塗料の量、塗装工事にかかる人件費、足場の料金、シーリング工事など塗装と並行して行う工事について、細かく書き出しています。
特に、塗料の種類や量については、塗料メーカーの名前を明記しているかどうかをチェックしましょう。塗料の名前で検索してちゃんと存在しているかどうかも確認してください。
どの塗料メーカーのものを使うのかはっきりしない場合は、悪徳業者の可能性があるので注意しましょう。
また、必要な塗料の量は勘で決めているわけではありません。
塗料メーカーが1平方メートルあたりの塗布量を示しているので、この数字に基いて、計算して必要量を割り出します。
そのためには、塗装面積が何平方メートルあるかを現場で確認して割り出さなければなりません。塗装職人が現場を確認した際に、塗装面積を割り出す計算をしっかり行っているか、チェックしましょう。
そして、その面積に合わせた適正な塗料の量を用意しているのかどうか確認します。
塗料は多すぎても少なすぎてもいけません。塗布量を守ることが大切なのです。
塗布量が多ければよいと単純に考えている塗装業者は品質が良いとは言えません。逆に塗布量が少ない場合は、塗料を減らして材料費を浮かせることで儲けを出そうとしている可能性があります。
こうした点を踏まえて、塗料の種類や量については見積もりをもらった際に特に慎重に確かめてください。
疑問点があるときは、必ず塗装工事を始める前に問い合わせるようにしましょう。
塗装工事中にチェックしたいこと
塗装工事では、職人さんがどのような作業を行っているのか、逐一チェックしましょう。
優良な塗装工事業者であれば、塗装工事中に施主から質問されても嫌な顔をせず、丁寧に説明するはずです。
工事内容を隠したがることもなく、むしろ、品質の高い工事を行っていることをアピールしたがるはずです。
施主がチェックすべきことを紹介します。
・現在どの工程をやっているのか?
塗装工事は次の工程で行われるのが一般的です。
- 足場の架設と養生
- 高圧洗浄
- 下地調整(下地修理)
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
- 後片付け
塗装工事ではまず、現場に足場を架設し、シートを張り巡らせます。
次に外壁や屋根の汚れを高圧洗浄機などを使ってきれい洗い流します。
その後、外壁や屋根のひび割れている箇所を補修する作業を行います。サッシと外壁の間などに打たれているコーキング(シーリング)を交換する場合は、この時点で打ち替え工事を行います。
次に、下塗りを行います。下塗りは下地を強固にしたり、下地と塗料の密着性を高めることを目的に行います。
その後、中塗りや上塗りにより、本命の塗料を塗ります。
このように、本命の塗料を塗るまではいくつもの工程があるので、現在、何をやっているのか質問してみるとよいでしょう。
優良な塗装工事業者ならば、現在の作業内容を丁寧に説明してくれるはずです。
・見積もりどおりの塗料が用意されているか?
下塗り、中塗り、上塗りの段階になったら、現場に塗料が運び込まれます。
塗料の缶には必ずメーカー名が書かれているので、見積もりに書かれたものと同じか確認しましょう。
事前にホームページで塗料メーカーのサイトで塗料缶の外観を確認しておけば、確かめやすいでしょう。
メーカーに示されている外観と違う場合は、その理由も確かめましょう。
悪徳業者だと古くなって余っていた塗料を持ってきている可能性があります。
また、塗料の缶の本数もチェック事項です。見積もりに書かれた通りの本数が用意されているか確かめましょう。
まとめ
住まいの総合病院は、兵庫県尼崎市や東大阪市で雨漏り修理、水漏れ修理、外壁塗装、屋根塗装工事などの住宅にまつわる総合的な補修やリフォームの工事を手掛ける職人直営のお店です。
中間マージンが掛からないので、本当に住宅のリフォームに必要な費用だけで工事を行うことができます。
塗装工事に関しては、一級塗装技能士の資格を有する職人もおり、現在の屋根や外壁の状況に合わせた塗装や修理を行わせていただきます。
屋根や外壁に関してお悩みの方は、お気軽にご相談ください。