【プロが解説】水漏れ修理、DIYで済ませていいケース・ダメなケース
水漏れしている場合、DIYで修理しようと試みる方も多いと思います。蛇口からの水漏れであれば、パッキンと呼ばれるゴムの劣化が原因であることが多いので、これを交換するだけで直ります。
このように簡単な水漏れ修理ならDIYでも可能ですが、壁内部で配管から水漏れが発生している場合などはDIYでやろうとすると、却って水漏れ被害を拡大させてしまうこともあります。
今回は、水漏れ修理をDIYで済ませていいケースとダメなケースについて詳しく解説します。
水漏れ修理は自分でもできる?

ホームセンターに行くと水道工事に必要な道具や材料が売られているので、水漏れ修理は自分でもできるのではないかと思う方も多いと思います。
結論から言うと、部品交換で直る程度の水漏れであれば、DIY経験がある方なら、自分で修理することもできます。
それに対して、壁や床の内部、床下の配管からの水漏れや給湯器・エコキュートなどの故障による水漏れなどは、専門的な知識や経験が必要なので、プロに任せる方が無難です。
水漏れ修理をDIYで済ませていいケースとは?

水漏れ修理をDIYで済ませてよいのは、水漏れ箇所が明確なケースです。代表例が、水栓からポタポタと滴る水漏れが止まらない場合です。
最悪の場合は、水栓の丸ごと交換が必要ですが、水栓の一部の部品を交換するだけで水漏れを止められるケースが多いです。
✅水栓のハンドルを閉めても水漏れする場合
水栓のハンドルをしっかり閉めたのに、ポタポタと水が滴り続ける場合です。
この場合は、水栓の内部にあるパッキンが劣化している可能性が高いです。
主な原因は次のとおりです。
単水栓の場合
・水栓の内部のコマパッキンの劣化
・カバーナット内にある水栓上部パッキンの劣化
・水栓とパイプの間にあるパイプパッキンの劣化
・水栓と給水管の間のシールテープの劣化
シングルレバー混合栓の場合
・バルブカートリッジの劣化
水漏れしている水栓が単水栓の場合は、コマパッキンの劣化が主な原因であることが多いです。
この場合は、カバーナットを外して、スピンドルを取り外し、内部にあるコマを取り外して、新しいものと交換します。
コマには様々なタイプがあるため、まずは、水漏れしている水栓で使われているコマがどれなのかを確認しましょう。
シングルレバー混合栓の場合は、バルブカートリッジと呼ばれる部品をすべて交換するのが確実な修理方法になります。
メーカーにより異なるため、ホームセンターには適切なバルブカートリッジがないこともあります。
この場合は、ネットで検索するか、メーカーから取り寄せる必要があります。
バルブカートリッジがない場合は、シングルレバー混合栓をすべて交換するしかありません。
✅キッチンのシンク下の排水ホースから水漏れしている場合
キッチンのシンク下にある排水ホースから水漏れしている場合です。
パイプではなく、蛇腹のホースなので、簡単に引き抜くことができますし、交換も容易です。
ただ、排水ホースを交換しただけでは水漏れが止まらないこともあるので注意しましょう。
排水トラップから水漏れしている場合
排水トラップは、シンクの穴の部分についている樹脂製や金属製のバケツ状の部品のことです。
この部品もパッキンによって水漏れを防いでいるため、パッキンが劣化している場合は、交換が必要です。
また、排水トラップ本体が劣化している場合は、丸ごと交換することも検討すべきです。
床下排水管からの水漏れの場合
排水ホースは、床下排水管に差し込みますが、この床下排水管から水漏れしていることもあります。
この場合は、排水ホースだけを交換しても意味がないので、排水管の工事が必要です。DIYでの修理は難しくなります。
✅シャワーヘッドとホースの継ぎ目から水漏れする場合
浴室などに設置されているシャワーヘッドとホースの継ぎ目は水漏れしやすい箇所です。
水栓を止めれば、水漏れにより水道料金が上がることはありませんが、シャワーの水量が減るなど何かと不便なので、早めに修理すべきでしょう。
シャワーヘッドとホースの繋ぎ目からの水漏れは、内部のゴムパッキンの劣化が主な原因です。
ゴムパッキンを新しいものに交換して水漏れが止まるかどうか確認してください。
それでも止まらない場合は、ホースが劣化して割れているか、シャワーヘッド本体の劣化も考えられます。
この場合は、シャワーヘッドとホースを丸ごと交換することも検討してください。
水漏れ修理をDIYで済ませてはダメなケースとは?

水漏れ修理をDIYで済ませてはダメなのは、水栓やホースといった目に見えている部分からの水漏れではなく、壁内部や床下などの配管からの水漏れの場合です。
この部分からの水漏れを修理するためには、配管工事の専門知識が必要ですし、DIYで挑戦して配管を破損させてしまうと、水道が大量に噴出してしまうといった形の大惨事に発展しかねません。
無理せずに専門家に依頼してください。
✅壁内部で配管から水漏れが発生している場合
壁内部での配管からの水漏れは、壁が湿っている、クロスが剥がれているといった異変や、室内の湿気やかび臭さによって気づくことが多いと思います。
この場合、水漏れ修理を行うには、まず、壁を解体して、配管をむき出しの状態にします。
水漏れしている箇所だけを繋ぎなおしたり、止めればよいとは限らず、状況によっては配管自体をやり直すことも検討しなければなりません。
DIYでやるには、難易度が高く、また失敗した場合のリスクも大きいため、無理せずに水漏れ修理業者に依頼してください。
✅床下の排水管から水漏れが発生している場合
床下の排水管からの水漏れも床下に潜っての工事が必要になったり、状況によっては、床を解体したり、システムキッチンをいったん外さなければならないなど、大掛かりな工事が必要になることもあります。
いずれにしても、DIYでやるには、難易度が高いですし、緊急性の高い工事なので、水漏れ修理業者に依頼してください。
✅水道の元栓や止水栓からの水漏れの場合
水道の元栓から水漏れしている場合は、水道局に連絡して修理してもらいましょう。
ナットのゆるみ程度であれば、DIYでも水漏れを止められますが、その場合でも水道局に連絡して、対応をお願いするのが確実です。
配管の止水栓からの水漏れは、単水栓の修理ができる方であれば、DIYでも水漏れを止められます。
ただ、止水栓の修理に失敗してしまうと、家全体の水道が使えなくなるリスクがあります。
無理せずに、水漏れ修理業者に依頼してください。
✅給湯器やエコキュートからの水漏れの場合
給湯器やエコキュートから水漏れしている場合は、DIYで修理するのは大変危険です。
まずは、止水栓を閉めて使用をやめ、メーカーや専門工事業者に依頼して修理してもらいましょう。
10年以上使っている場合は、給湯器やエコキュート本体の寿命である可能性も高いので、本体の交換工事も検討しましょう。
✅賃貸物件や集合住宅で水漏れしている場合
賃貸物件の場合は、水漏れ修理は大家さんの責任で行う決まりになっていることがほとんどです。
この場合は、DIYでやるのではなく、まずは大家さんに連絡して修理してもらうように依頼しましょう。
マンションなどの集合住宅の場合は、水漏れ被害が階下に及んでしまうことがあります。
DIYでの修理に失敗してしまい、階下の住居に被害を及ぼしてしまうと、節約どころか、損害賠償問題に発展しかねません。
初めから、水漏れ修理業者に依頼するのが安全です。
水漏れ修理をDIYで行う場合のポイント

水漏れ修理をDIYで行いたい場合に注意すべきポイントは次の3つです。
・水漏れ原因を特定する。
・道具と部品をそろえる。
・作業の前に元栓か止水栓を止める。
一つ一つ確認しましょう。
✅水漏れ原因を特定する。
水漏れ修理をDIYで行うには、どこから水漏れしているのかを正確に把握しましょう。
もしも、水漏れ原因箇所が分からない場合は、無駄な工事をしてしまうこともあるため、無理せずに、水漏れ修理業者に相談してください。
✅道具と部品をそろえる。
水漏れ修理のためには、専門の道具が必要です。主な道具は次のようなものです。
・モンキーレンチ
・水栓取り外しレンチ
・ドライバー(マイナスドライバー)
水栓の修理では、モンキーレンチが必須です。水栓自体を交換する場合は、水栓取り外しレンチという特殊なレンチも必要です。
そして、コマパッキンやシールテープなどの部品もホームセンターなどで入手する必要があります。
これらの道具や部品がそろわない場合は、無理せずに水漏れ修理業者に相談してください。
✅作業の前に元栓か止水栓を止める。
水漏れ修理作業に取りかかる前に必ず行うべきことが、元栓か止水栓を閉めることです。
水栓の修理なら、止水栓を閉めるだけで工事できますが、配管の工事も必要な場合は元栓も閉める必要があります。
まとめ
水漏れ修理について、DIYで済ませていいケースとダメなケースについて解説しました。
蛇口のパッキンの交換などはDIYでも修理できますが、配管や排水管からの水漏れなど、大掛かりな工事が必要な場合は、無理せずに水漏れ修理業者にご依頼ください。
住まいの総合病院は兵庫県尼崎市で雨漏り修理、水漏れ修理、外壁塗装、屋根塗装など住宅にまつわる総合的な補修やリフォーム工事を手掛けている職人直営のお店です。
中間マージンが掛からず、本当に必要な費用だけで工事することができます。
水漏れ修理実績も多数ありますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
お問い合わせいただければ、すぐに対応させていただきます。
〈水漏れの施工事例〉



