【完全ガイド】突然の水漏れ!慌てず対処する応急処置と優良な修理業者の見つけ方
「ポタ、ポタ…」天井からの水滴、蛇口から止まらない水、床がじわじわと濡れている…。
ある日突然、そんな水漏れに遭遇したら、誰でもパニックになってしまいますよね。
しかし、水漏れは時間との勝負です。
焦って間違った対応をすると被害が拡大して修理費用も高額になってしまう可能性があります。
この記事では、水漏れが発生した際に
●落ち着いて対処するための応急処置から、
●後悔しないための優良な修理業者の選び方まで知っておくべき全てを徹底解説します。
この記事を読めば、いざという時に冷静に、そして最善の行動が取れるようになります。
第1章:まずは落ち着いて!自分でできる水漏れの応急処置
水漏れしたら被害を最小限に食い止めるためにまず以下の3ステップを実行しましょう。
STEP 1: 止水栓・元栓を閉める
何よりも先に、水の供給を止めましょう。これにより、被害の拡大を防ぐことができます。
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- 特定の場所からの水漏れの場合(蛇口など):
キッチンや洗面台のシンク下、トイレのタンク横にある「止水栓」を閉めます。ドライバーや硬貨で時計回りに回すと閉まります。
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- どこから漏れているか分からない・止水栓がない場合:
家全体の水の供給を止める「元栓」を閉めます。元栓は、戸建ての場合は屋外のメーターボックス(地面にある青や黒の蓋)の中に、マンションの場合は玄関横のパイプスペース(扉の中)にあることが一般的です。ハンドルを時計回りに回して閉めましょう。
STEP 2: 漏れている箇所と原因を特定する
止水栓を閉めたら、落ち着いてどこから水が漏れているのか確認しましょう。主な水漏れ箇所と原因は以下の通りです。
場所 |
よくある水漏れ箇所 |
主な原因 |
キッチン |
蛇口の先・根元、シンク下の給水/排水管 |
パッキンの劣化、ナットの緩み、ホースの破損 |
トイレ |
タンク内部、タンクと便器の接続部、給水管 |
内部部品(ボールタップ等)の故障、パッキンの劣化 |
洗面所・浴室 |
蛇口、シャワーヘッド・ホース、排水管 |
パッキンの劣化、接続部の緩み、シャワーホースの亀裂 |
壁の中・天井 |
(目に見えない場所) |
壁内部の給水管や排水管の破損・劣化(※危険度が高い) |
STEP 3: 状況に応じた応急処置
業者を待ってる間に被害が広がらないよう簡単な応急処置をします。
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- 水滴が垂れている場合:漏れている箇所の下にバケツや洗面器を置き、床にはタオルや雑巾を敷き詰めておきましょう。
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- 配管の接続部からの漏れ:ナットが緩んでいるだけなら、レンチで軽く締め直すと止まることがあります。(注意:締めすぎると配管が破損する恐れがあるため、力加減には十分注意してください)
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- 配管の亀裂:あくまで一時的な処置ですが、ホームセンターなどで手に入る「水漏れ補修テープ」をきつく巻きつけることで、一時的に水漏れを抑えることができます。
【重要】これらの処置はあくまで応急処置です。根本的な解決には専門家による修理が必要です。
第2章:業者を呼ぶ前に確認!水漏れ修理の4つの注意点
慌てて業者に電話する前に、いくつか確認しておくべき大切なポイントがあります。
1. 賃貸か持ち家かで連絡先が違う
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- 賃貸物件(アパート・マンション)の場合:
絶対に自分で業者を呼ばないでください。まずは大家さんや管理会社に連絡しましょう。勝手に修理を依頼すると、費用が全額自己負担になる可能性があります。管理会社が提携している業者が対応するのが一般的です。
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- 持ち家(戸建て・分譲マンション)の場合:
自分で修理業者を探して依頼する必要があります。
2. マンション・アパートでは階下への影響を確認
もし床が濡れている場合、すでに階下の部屋へ水漏れが及んでいる可能性があります。管理会社に連絡して階下の住人の方へ状況を説明しておきましょう。
3. 火災保険が使えるケースがある
意外と知られていませんが、水漏れ修理には火災保険が適用される場合があります。
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- 確認すべき補償:「水濡れ補償」や「水道管修理費用保険金」などの特約が付帯しているか確認しましょう。
4. 被害状況の記録を残す
後のトラブル防止や保険申請のために、必ずスマホなどで記録を残しておきましょう。
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- いつ撮るか:修理前と修理後の両方を撮影しておくと万全です。
第3章:後悔しない!優良な水漏れ修理業者の選び方
水漏れ修理では、残念ながら高額請求や手抜き工事を行う悪徳業者も存在します。優良な業者を見極めるための7つのチェックポイントをご紹介します。
悪徳業者に注意!よくあるトラブル事例
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- 高額請求:広告の「基本料金3,000円~」という表示を鵜呑みにしたら、出張費や作業費で数万円を請求された。
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- 不要な工事:簡単なパッキン交換で済むはずが、「配管全体が古い」と不安を煽られ、高額な交換工事を契約させられた。
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- 手抜き工事:修理後すぐに同じ場所から水漏れが再発した。
優良業者を見極める4つのポイント
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- 料金体系が明確か
見積もり時に「基本料金・出張費・作業費・部品代」といった料金の内訳をきちんと説明してくれるか確認しましょう。「作業一式〇〇円」といった曖昧な見積もりを出す業者は避けましょう。また、見積もり後の追加料金が発生しないかも必ず確認してください。
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- 実績と経験が豊富か
会社のウェブサイトで施工事例や創業年数を確認しましょう。長く営業している会社や、多くの事例を掲載している会社は、それだけ経験とノウハウが豊富である可能性が高いです。
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- 口コミや評判を確認する
Googleマップのレビューや口コミサイトを参考にしましょう。良い評価だけでなく、悪い評価の内容も確認し、誠実な対応をしているかを見極めることが重要です。
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- 電話対応が丁寧で迅速か
最初の問い合わせの電話対応も重要な判断材料です。こちらの状況を親身に聞いてくれるか、質問に的確に答えてくれるかなど、スタッフの対応を確認しましょう。
まとめ
突然の水漏れは、誰にとっても一大事です。しかし、正しい知識があれば、被害を最小限に抑え、適切に対処することができます。
【水漏れ発生時の行動まとめ】
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- 「料金体系」「実績」などをチェックして慎重に選ぶ。
日頃から自宅の止水栓の場所を確認したり、信頼できそうな業者をブックマークしておいたりするだけでも、いざという時の安心感が大きく変わります。この記事が、あなたの万が一の事態に役立つことを願っています。
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